こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』!
25日(土)のマイ天はコチラ!
ポイント
・甲信〜四国中心に大雨警戒。活発な雨雲の流れ込み続き、土砂災害、浸水、河川氾濫のおそれ。安全確保を!
・九州南部も夜間にどしゃ降りとなるおそれ。崖・川の近くにお住まいの方、避難に時間のかかる方は早めの避難を!
・関東から北も雨の降りやすい天気。福島県など局地的に激しい雷雨も。
・東・西日本は最高気温30℃前後。湿度も高い。熱中症警戒。
そして、今回のマイ天ポイントは、『活発な雨雲の流れ込み続く』です。
【マイ天ポイント】活発な雨雲の流れ込み続く
25日(土)は、甲信〜四国付近で活発な雨雲の流れ込みが続きます。
下は土曜日丸一日の総雨量の予想です。
四国や東海を中心に、総雨量200ミリ超えが予想されており、7月の半分以上の雨量が一日で降ってしまうくらいの所もあり、危険な降り方となるおそれがあります。
時間ごとの雨の予想を見ると、活発な雨雲の帯が、四国〜甲信方面にかかり続けることがよく分かるかと思います。
雨雲の帯の中には、ちょっと雨の降り方が弱まるところ、どしゃ降りの雨が降るところがあり、雨は強弱を繰り返します。
一時的に雨の降り方が弱まっても、再び非常に活発な雨雲がかかってくる恐れがあり、油断できません。
日曜日にかけても大雨が続き、さらに雨量が増える見込みです。
これだけの雨量になると、あちこちで浸水や土砂災害、川の増水・氾濫が発生する恐れがあるため、安全を第一に考えた行動をお願いいたします。
すでに避難している方は、少なくとも日曜日までは安全な場所にいていただいたほうが良いと思います。
西日本や東海は、来週は晴れる日が続く予想で、梅雨明けが近いと思います。
ただ、関東甲信や東北はこの先も『夏空!』という感じの日はなかなかなく、梅雨明けが8月にずれ込む可能性もあるのかなと、個人的には思います。
いずれにしても、来週は各地とも一段と厳しい暑さになるため、熱中症に一層警戒が必要です。
お互い、少しギアをあげた対策を取りましょう!