天気 防災

雷雲が近づくサイン3つ

雷雲が近づくときのサイン3つをご紹介します。

黒い雲

まず、空が急に真っ黒い雲に覆われてきたら要注意です。

この真っ黒い雲が雷雲で、この雲に覆われてきたら、すぐに雷雨や激しい雨となる可能性が高いです。

雷鳴

雷の音が聞こえてきたら、雷雲はもうすぐそばまで来ていると思って下さい。

例え、自分のいる場所の空が明るくても。

雷の音が聞こえるのは、雷雲のある所から、10kmくらい離れた所まで。

こう考えると、雷の音が聞こえている時というのは、すぐそばに雷雲があるんだなと思いますよね。

ちなみに、雷の光が見えるのは、雷雲のある所から40~50kmくらいの所まで。

ひとつ参考までに、雷が光ってから音がなるまでの秒数から、雷雲の距離を求める式があります。

落雷地点までの距離(m)=

340m/秒×雷が光ってから聞こえるまでの時間(秒)

例えば、3秒だったら、340m×3秒で1020m(1.2km)、

10秒だったら、340m×10秒で3400m(3.4km)

といった具合です。

なお、建物などの障害物による音の反射や個々の耳の聞こえ方によりこの通りではないことも多々ありますので、あくまでも参考程度に考えてください。

雷の光が見えたり、音が聞こえたときには、

案外、雷雲が近くに来ているんだよ、

ということを、ご理解いただければと思います。

冷たい風

最後、3つ目は冷たい風です。

皆さんも、感じたことがあるのではないでしょうか。

雷雨や激しい雨の降り出す少し前に、ピューッと冷たい風が吹いてくるのを。

実は、雷雲が発達すると、雲から地上に向かってが吹き、その風を私たちが感じているんです。

雲から風が吹く、つまり、空高い所の冷たい空気を運んでくるから、冷たく感じるんですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

3つとも皆さんが経験していることだとは思いますが、

案外雷雲って、近くに来ているんだなと思いますよね。

ほかのページでは、雷雲が近づいてきたときの対策などを書きますので、

参考になさってください。

※画像は気象庁HPより

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