こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』!
26日(日)のポイントはコチラ!
ポイント
・東・西日本は大雨警戒。これまでの大雨で地盤が緩んでいる、川が増水している。一層、災害に警戒。
・夜間も災害発生のおそれ。可能なら避難する。無理なら崖から離れた部屋、2階以上の部屋に移動して過ごす。
・北日本も曇りや雨のスッキリしない天気。局地的に雷雨も。
・秋田県、山形県など東北でも30℃以上の暑さに。全国の広い範囲で熱中症警戒。
そして、今回のマイ天ポイントは、『4連休最終日も大雨警戒』です。
【マイ天ポイント】4連休最終日も大雨警戒
この週末は4連休という方が多いと思いますが、東日本と西日本を中心に大雨となっています。
この連休中の総雨量は200〜300ミリに達している所もあり、この大雨の影響で、地盤が緩んでいます。
下の図は、土砂災害の危険度を表したものです。
これを見ると、甲信〜四国で赤い表示、避難に時間のかかるご高齢の方や、崖の近くにお住まいの方は避難するレベルだということを表しています。
ちなみに上の図は、何ミリ以上だと警戒、とかではなく、場所によって大雨に強い地域と弱い地域があるため、その地域にに合わせた基準が定められています。
さて、地盤が緩み、土砂災害の危険度が高まっている所があちこちである状況ですが、大雨は4連休最終日の26日(日)も続きます。
26日(日)の雨の予想を見ると、梅雨前線に伴う活発な雨雲の帯が、東日本と西日本を中心にかかり続けます。
夜中、暗い時間帯も九州南部を中心にどしゃ降りの雨となるおそれがあります。
下の図は、26日(日)18時までの24時間に予想される雨量です。
東海や四国では、これまで大雨が降って地盤が緩んでいる状況で、さらに200ミリ(多い所で)の雨が予想されています。
引き続き、土砂災害や浸水、川の氾濫に警戒が必要です。
とにかく、崖や川、田んぼなど危ない所には自ら近づかないこと、そして、危ない所から離れることが大事です。
下に以前書いた土砂災害関連の記事のリンクを貼っておきます。
ご参考になれば幸いです。