こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』。
15日(水)のマイ天はコチラ!
ポイント
・東北〜九州は雨の降る所が多い。
・北陸や東北は大雨に警戒。関東から西は、顕著な大雨になる所はなさそう。
・ただ、これまで大雨になっている所では、少しの雨でも土砂災害発生のおそれ。川が氾濫・増水している所も。安全な場所での生活続けて。
・ジメジメムシムシする所が多い。東北は、寒がりの人はヒンヤリ感じそう。
そして、今回のマイ天ポイントは、『広範囲での大雨に終焉』です。
【マイ天ポイント】広範囲での大雨に終焉
水曜日も、東北から九州のあちこちで雨が降り、東北と北陸の多い所では水曜18時までの24時間で80ミリの雨が予想されています。
一方、関東から西では顕著な大雨になる傾向は見られず、広範囲での大雨はようやく終焉を迎えそうです。
下の画像は気象庁が大雨などが予想されるときに発表する気象情報の文章です。
毎日2〜3号ほど発表され、その数は第31号に達しており、大雨の長さを物語っています。
しかし、下の方を見て下さい。
本号をもって終了との記載があります。
これは、気象庁も長く続いた大雨に終わりが見えたと考えていることを意味します。
週間予報を見ると、記録的な大雨となった東海から西では雨予報の日が少なくなり、木曜日など晴れマークも見られます。
これまで大雨となった地域では、地盤が相当緩んでいたり、川が氾濫・増水している所もあり、少しの雨でも気が抜けません。ただ、長く続いた記録的な大雨が収まるという意味では、少し心の荷がおりるのではないでしょうか。