こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』。
14日(木)のポイントはコチラ!
ポイント
・広い範囲で穏やか晴れ。
・北日本は風強い。洗濯物はよくとめて。
・西日本中心に黄砂飛散の可能性あり。濃度は薄めだが、体に異変を感じる方は要注意。
・最低気温は、水曜朝より3〜5℃くらい低め。
・最高気温は、水曜日より2〜3℃くらい高くなる所が多い。
・(金)〜(土)は全国的に雨。西日本は大雨も。
詳しく解説します!
高気圧に広く覆われる
14日(木)午前9時の予想天気図です。
北海道の北東、千島列島のあたりにある低気圧は、次第に東に進み日本から離れていきます。
日本付近は広い範囲で高気圧に覆われ、穏やかに晴れる所が多くなりそうです。
穏やかに晴れる
広い範囲で晴れる予想です。
ただ、釧路の雨マークや那覇の降水確率30%が気になるところ。
時間ごとに詳しく解説しますね。
【朝】
・釧路など、北海道の道東の雨は、夜明け前までという所がほとんどですが、一部雨が残っている可能性があります。
・そのほかの地域は、広い範囲できれいな朝日を見ることができるでしょう。
【昼】
・全国の広い範囲で晴れるでしょう。
北日本はやや風が吹くため、洗濯物はしっかりとめるようになさくださいね。
また、紫外線も強いですので、洗濯物を干す際には、日焼けにも気をつけて。
・沖縄は、日中雲が多くなります。宮古島・石垣島方面は、にわか雨の可能性があります。
【夜】
・引き続き広い範囲で晴れますが、沖縄は雲が多く、沖縄本島でもにわか雨の可能性があります。
西日本中心に黄砂飛散も
13日(水)は、福岡、広島、高松、名古屋、新潟で黄砂が観測されました。
いずれも濃度の濃いものではなく、視程10キロ以上という観測、つまり、10キロ以上見渡せますよー、という観測でした。
とはいえ、地域によっては、車が多少汚れていたというような所もあったようですし、肌が痒かったという方もいらしたようです。
皆さんはいかがでしたか?
さて、14日(木)も西日本を中心に黄砂が飛散する可能性があります。
濃度は薄く、視界がかなり悪くなるようなことはなさそうですが、肌や体調に異変を感じる方や洗濯物が気になる方はお気をつけください。
日中は暑さ対策を
朝の最低気温は、東日本と西日本を中心に3〜5℃くらい低くなる所が多いでしょう。
放射冷却の効果が強まるということで、穏やかに晴れることの裏返しですね。
ここ最近、暖かな朝だったので、ちょっとヒンヤリ感じる方もいらっしゃるかもしれません。
日中の最高気温は、水曜日より2〜3℃くらい高くなる所が多くなりそうです。
関東から西は25℃以上の夏日の所がほとんど。
空気は乾いていますので、体感的にはカラッとした暑さです。
ただ、沖縄や九州、関東内陸では、30℃に達する所がありそうですので、熱中症にお気をつけください。
梅雨の走り
15日(金)〜16日(土)は、全国的に雨となります。
札幌は16日(土)は曇りマークですが、北海道も雨が降る可能性があります。
西日本は大雨となるおそれがありますので、今後の情報にご注意ください。
また、12日(火)夜に発生した台風1号の動向も気になるところ。
17日(日)~18日(月)頃には、沖縄方面に近づくおそれがあります。
それほど発達はしませんが、台風が近づけば大雨となるおそれあり。
また、本州付近に近づくかどうかは現時点では断言できない状況ですが、近づかないにしても、台風周辺の湿った空気が流れ込んで雨が降ったり、場合によっては激しく降るようなことも考えられますので、今後の情報にご注意ください。
暑さは16日(土)の雨のタイミングで落ち着きますが、それ以外の日は、関東から西では夏日となる所が多そうです。
引き続き、暑さに備えましょうね!