こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』!
30日(火)のポイントはコチラ!
ポイント
・西・東日本は、雨・風強まり荒天に。
・四国・九州を中心に土砂災害が発生するレベルの雨量。浸水・河川増水にも警戒。
・雨でジメジメ。雨や汗で服が濡れてしまう。着替えあると安心。
詳しく解説します!
【天気図】発達した低気圧近づく 東・西日本で荒天に
6月最終日の30日(火)は、梅雨後半らしく、荒れた天気となりそうです。
30日(火)午前9時の天気図を見ると、朝鮮半島付近に低気圧が予想されていて、等圧線がグルグル巻き。低気圧がかなり発達していることがわかります。
このため、西日本と東日本では風が強く吹く見込みです。
また、低気圧に向かって南から湿った空気が強風に乗り勢いよく流れ込むため、西日本と東日本では大雨となりそうです。
30日(火)18時までに予想される降水量は以下の通りです。
多い所では、四国で300ミリ、九州で200ミリなど、土砂災害が起こるようなレベルの大雨です。
東日本と西日本では、土砂災害や浸水、川が増水することが予想されます。
崖や川、田んぼには近づかない。
命を守るための鉄則です。
【天気】東・西日本は雨・風強い レインコート・大きい傘オススメ
火曜日は、北海道〜九州の広い範囲で雨となります。
北海道は朝から雨が降ったりやんだり。東北も午後は次第に雨の範囲が広がります。
お出かけ際に雨が降っていなくても、傘は忘れずにお持ち下さい。
大雨が予想される東日本と西日本の雨の予想を、時間ごとに詳しく解説します。
【朝】
・九州北部では、未明・明け方頃から雨の音で目が覚めてしまううような、非常に激しい降り方をする所がある見込みです。朝にかけて、1〜3時間程度、非常の活発な雨雲が同じ地域に居座ることも考えられます。あっという間に浸水してしまったり、土砂災害のおそれもあるので、避難していない方は、家の中の安全な場所で過ごすうようにして下さい。2階や崖から離れた部屋などですね。
【昼】
・活発な雨雲は次第に南下。九州北部の大雨のピークは過ぎますが、九州南部や四国、近畿南部で激しく降るおそれ。
・関東もお昼頃から雨が降り出す可能性があります。傘をお忘れなく。
【夜】
・紀伊半島〜東海付近を中心にザーザー降りです。関東も雨足の強まる時間があります。
最初にも言いましたが、強い雨に加えて、強い風も吹き荒れます。大きいしっかりとした傘やレインコートがオススメです。
【気温】雨でジメジメ
朝の最低気温は、月曜朝と同じくらいの所が多いでしょう。
日中の最高気温は、関東から西では4℃前後低くなる所が多いでしょう。ただ、それでも25℃以上なので、ジメジメとした暑さです。
松江は雨が降っても30℃。南風が山を超えて気温が上がるフェーン現象が起こるためです。体調や食品の管理にも要注意ですね。
雨や汗でお洋服がびしょ濡れになってしまうかもしれませんね。着替えがあると安心です。
【週間】木曜日は梅雨の晴れ間で厳しい暑さ
7月がスタートする水曜日も、東日本と北日本を中心に雨が降りやすいです。風も強め。
木曜日は梅雨の晴れ間となる所が多そうですが、金曜日以降は再び梅雨空続き。
ただ、来週は、西日本と東日本で梅雨明けの可能性あり!平年よりも早めの梅雨明けとなるかもしれません。
梅雨の晴れ間となる木曜日は、東京の予想最高気温32℃など厳しい暑さ。
暑すぎるのは大変ですが、夜風が気持ちいいこの季節。わりと好きです。