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水戸の梅まつりは『偕楽園』と『弘道館』で開催
水戸の梅まつりは、茨城県水戸市にある『偕楽園』と『弘道館』の2か所で開催されます。
開催時期は、2020年は2月15日(土)〜3月29日(日)の、約1か月半となります。
梅だけのお祭りなのに、開催期間が意外と長いですよね。
それは、品種の多さに秘密があります。
偕楽園では約100品種・3000本の梅を楽しむことができ、早咲き、中咲き、遅咲きと、品種によって咲く時期が異なるため、長く楽しむことができるんですね。
偕楽園、弘道館に共通しているのは、ともに水戸藩9代藩主・徳川斉昭公により作られたということ。
偕楽園は、衆と偕(とも)に楽しむ場所として作られ、石川県金沢市の兼六園、岡山県岡山市の後楽園とともに、三代名園とされています。
弘道館は、文武を学ぶ水戸藩校であり、日本最大規模の藩校です。
偕楽園へのアクセス〜臨時駅『偕楽園駅も』〜
偕楽園の開園時間は、6時〜19時です。
※東門を除き、開門は7時〜。
料金は大人300円、こども150円、満70歳以上150円です。
※好文亭観覧料は別料金。
アクセスは以下の通りです。
【車で来られる方】
- 常磐自動車道 水戸ICより約20分
- 北関東自動車道 茨城東ICより約20分
- 北関東自動車道 水戸南ICより約20分
無料駐車場
- 偕楽園・桜山第一駐車場【普270台・障4台】
- 偕楽園・桜山第二駐車場【普149台・障4台】
- 偕楽園・桜山第三駐車場【普66台・障4台】
- 桜川駐車場【普295台・障6台】
- 好文亭表門駐車場【障11台・マイクロ6台】
こんな感じで、駐車場はあるにはあるのですが、とっても混みます。
僕は高校への通学で偕楽園周辺を通っていたのですが、いつも車は大渋滞。家族と車で行ったときも、駐車場に入れるまでにかなり時間がかかってしまいました。
ですので、個人的には電車の方がおすすめです。時間がもったいないので。
【電車で来られる方】
臨時駅『偕楽園駅』を利用
- 梅まつり期間中の土日祝の9時10分~15時30分の下り電車に限り、偕楽園駅に停車。
- 偕楽園駅から偕楽園までは徒歩約3分。
- 偕楽園駅への停車は下りのみ。上りでお越し、またはお帰りの際は、上り電車の利用を。
水戸駅を利用
- 水戸駅よりバスで20分
- バスは『茨城交通』と『関東鉄道』の2路線
- バスは北口から出ます。駅改札を出たら右側に歩き、階段をおります。
【茨城交通バスを利用】
- 水戸駅北口4番乗り場
- 1時間に1〜2本
- 偕楽園方面に乗車
- 好文亭表門降車・・・表門まで約5分
- 偕楽園東門降車・・・東門まで約3分
- 偕楽園前降車・・・東門まで約3分
【関東鉄道バスを利用】
- 水戸駅北口6番乗り場
- 1時間に3〜4本
- 偕楽園行き・・・偕楽園前終点降車・東門まで約5分
千波・県庁方面・・・千波湖降車・東門まで約10分
弘道館へのアクセス〜駅から徒歩8分の近さ〜
【車で来られる方】
- 弘道館駐車場・・・13台
- 三の丸庁舎駐車場・・・約150台
【電車で来られる方】
・水戸駅下車、徒歩約8分
・駅からの徒歩経路はコチラ
水戸の六名木
水戸の六名木ってご存知ですか?
偕楽園にある全ての品種を調査し、花の形や香り、色が特に優れている六品種を選んで、昭和9年に水戸の六名木としました。
その水戸の六名木がこちら。
【烈公梅(れっこうばい)】
野梅系・野梅性
時期:1月下旬〜2月下旬
【白難波(しろなにわ)】
野梅系・難波性
時期:1月下旬〜2月下旬
【月影(つきかげ)】
野梅系・青軸性
時期:2月中旬〜3月上旬
【江南所無(こうなんしょむ)】
豊後系・杏性
時期:3月上旬〜4月上旬
【柳川枝垂(やながわしだれ)】
野梅系・野梅性
時期:2月上旬〜3月上旬
【虎の尾(とらのお)】
野梅系・難波性
時期:2月上旬〜3月上旬
梅まつりの頃の気候は?〜お天気キャスター目線で解説〜
茨城県は僕の地元であり、僕は気象予報士・お天気キャスターですので、水戸の天気についてはお任せください!
梅まつりの時期の、茨城県水戸市の気候特性をまとめてみました。
- 冬が終わりつつあり春に向かう時期。冬のように晴れ続きではなく、天気が周期的に変わるようになる。
- 冬の名残で空気がかなり乾燥することも。
- 最高気温は10〜12℃程度。最低気温は−2〜2℃程度。最高気温は東京と変わりないが、朝晩の冷え込みが強いのが水戸の特徴。朝晩と日中の寒暖差が大きい。
続いて、おすすめの持ち物や服装について解説しますね。
【歩きやすい靴】
スニーカーなど、歩きやすい靴がおすすめです。
というのも、偕楽園周辺をお散歩されるとよく分かると思うのですが、坂がありアップダウンがあります。
ですので、ヒールの高い靴だど、けっこう疲れてしまうと思います。
また、偕楽園内は、土の上を歩きます。
乾燥していれば靴に砂が付きますし、天気が周期的に変化する時期でもあり、雨が降っていたり雨上がりだと足元がわるい可能性もあります。
ですので、少し汚れてもいい靴の方がいいでしょう。
【マスク】
乾燥+土で、砂ぼこりが舞い上がることが考えられます。
また、人が多く混み合っています。
そして、スギ花粉が飛び始め、ピークになってくる時期でもあります。
これらのことを考えると、マスクはあったほうが良さそうです。
【重ね着】
一日の寒暖差が大きいので、脱ぎ着のしやすい重ね着でお出かけされることをおすすめします。
寒いとせっかくの梅まつりも、楽しめませんもんね。
この記事が、水戸の梅まつりに来られる方のお役に立てたら幸いです。