こんにちは！ 気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
毎日の天気予報をお伝えする『マイ天』！ 10月11日(火)のマイ天ポイントはコチラ！
ポイント ・北海道は暴風に警戒続けて ・太平洋側は天気回復 ・ 関東はきょうより気温上昇 夏日に
発達した低気圧の影響で北海道は暴風警戒
あす(火)の予想天気図です。
発達した低気圧が北海道の北に進みます。
日本付近は等圧線の間隔が狭く、
あすも風が強く吹く所があるでしょう。
特に、北海道で風が強く、
あすも暴風に警戒が必要です。
瞬間的には30メートルと、
立っているのが難しく転倒してしまったり、
通常の速度での車の運転が難しいような風が吹き荒れるおそれがあります。
また、あす(火)は、日本の西に高気圧、北に低気圧という気圧配置です。
『西高東低の冬型の気圧配置』というような言い方をするならば、
『西高北低の気圧配置』とでも言いましょうか。
このようなときは西から寒気が流れ込むパターンで、
西日本や北陸では寒気の影響を受けて、この時期としては低い気温となる所が多そうです。
ちなみに、真冬にこのような気圧配置になると、
西日本で大雪になります。
太平洋側は天気回復
あす(火)の天気の予想です。
太平洋側の地域は天気が回復して、
晴れる所が多いでしょう。
海に近い地域を中心に風が強い所があるので、
洗濯物はしっかりととめるようにしてください。
一方、日本海側や北日本はくもりや雨でスッキリしない天気となりそうです。
北海道を中心に風が強く吹くため、
体に吹き付けるような雨の降り方をする所もありそうです。
あすこそは関東で汗ばむ陽気に・・
あす(火)朝の予想最低気温です。
きょう(月)朝と同じくらいの所が多いでしょう。
高知は4℃低い15℃、釧路は4℃高い13℃と、
一部は、きょう(月)朝と気温が大きく異なる所もありそうです。
日中の予想最高気温です。
きょう(月)と同じくらいの所が多いでしょう。
西日本や北陸は10月下旬から11月上旬並みと、
この時期としては低い気温となりそうです。
そして、あす(火)こそは、関東地方は広い範囲で汗ばむ陽気となりそうです。
「あすこそは」というのは、きょう(月)は関東の広い範囲で25℃以上の夏日になると予報したのにも関わらず、
実際は広く夏日になったのは千葉県と神奈川県のみ。
暑さをもたらす南風が、予想ほど北の地域まで入り込まなかったためです。
あす(火)は南風頼みではなく、日差しの力と上空の暖気の影響で気温が上がる予想なので、
きょう(月)のように大外れする可能性は低いと思っています。
ただ、予想より曇ってしまうと予想ほど上がらない可能性も・・。
ということはありえますが、
いずれにしても朝晩は冷えますので、長袖にも半袖にもなれる服装 でお出かけされれば、
間違いないと思います。
ただ、落ち込むといってもただへこんで一日終わるのではなく、一日中データやオンエアとにらめっこ。
何がダメだったのか、どんな伝え方をすれば、視聴者の皆様に迷惑をかけなかったのか。
それを一日中グルグルを考えてます。
そして、次の日は切り替えてオンエアに臨みます。
あすもお互いがんばりましょう！
