【10月8日(土)】冬型の天気分布　天気回復の太平洋側はきのうより気温大幅アップ

小林

こんにちは！

気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。

小林

毎日の天気予報をお伝えする『マイ天』！

10月8日(土)のマイ天ポイントはコチラ！

弱い冬型の気圧配置

きょう(土)の予想天気図です。

きょう(土)は、弱い西高東低の冬型の気圧配置になっています。

何本もの等圧線が縦縞になるような、冬によく見られる強い冬型の気圧配置ではありませんが、
西高東低になると、寒気が流れ込み、日本海側を中心に雨が降りやすくなります。

北海道の上空1500メートル付近には、
降るものがあれば山で雪になる目安の寒気(0℃以下)が流れ込むため、
標高の高い山地では、雪のまじる所がありそうです。

冬のような天気分布　日本海側は『時雨』

きょう(土)の天気の予想です。

北海道東部は、昼頃まで雨の降る所が多く、
標高の高い山では雪のまじる所があるでしょう。

日本海側の地域も雨が降りやすいですが、
時間とともに降りにくくなってきます。

時期としては少し早いですが、
寒気の流れ込みで降る雨なので、
『時雨(しぐれ)』といってもいいでしょう。

太平洋側の地域は天気が回復。

雲が多いながらも、晴れ間の出る所が多くなりそうです。

天気が回復する太平洋側は気温大幅上昇

きょう(土)7時20分までの最低気温です。

氷点下の所はありませんが、
北日本だけでなく、東日本や西日本も含めて、
カーディガンやコートなどの上着が必要な寒さの所が多くなっています。

きょう(土)の予想最高気温です。

天気が回復する太平洋側の地域は、
寒さが和らぎます。

東京や名古屋など、きのうより10℃以上高くなる所もあるので、
きのう(金)とは服装がだいぶ異なると思います。

小林

25℃前後まで上がる所は、昼間、長袖1枚もしくは半袖になれる時間がありそうです。
ただ、夕方以降はまた冷えてきますので、調節しやすい服装でお過ごしください。