こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
早いもので、2019年も間もなく終わり。
来年は2020年。東京オリンピックyearですね!
その記念すべき年の初日の出を見に行かれる方も、多いのではないでしょうか。
この記事では、初日の出がどこでいつみられるのか、初日の出を見に行くときの注意点などについて解説します。
太平洋側は期待大
元日は冬型の気圧配置となり、日本海側は厚い雲に覆われ雪が降りやすい所が多くなります。
このため、日本海側は、残念ではありますが初日の出はほぼ期待できないでしょう。
荒天となるおそれもあり、警戒が必要です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
一方、太平洋側は、晴れる所が多いので、初日の出は期待大です!
日の出遅れる所も?
天文的な計算より、初日の出時刻をまとめてみました!
離島以外の平地で最も早く初日の出が早いのが、千葉県の犬吠埼で6時46分。
日本で最も遅いのが、沖縄県の与那国島で7時31分。
先に書きましたように、太平洋側の地域は初日の出を見られるところが多いです。
ただ、この時刻より、遅くなる所もありそうです。
というのも、太陽が昇ってくる東の空に、低い雲が予想されているため。
下の図の白い部分が雲です。
頭の上は晴れていても、太陽が昇ってくる東の方に低い雲が出ていると、太陽が顔を出してくれるのが、少し遅れる可能性があります。
特に雲が陸地の近くに予想されている北日本太平洋側は、天文的な計算による日の出時刻よりも、1時間くらい日の出が遅れる所もあるかもしれません。
元旦らしい気温+北風
元旦の冷え込みは強く、季節に合った冷え込みとなります。
さらに、北風も強いため、体感的にはかなり寒く感じられると思います。
このため、万全の寒さ対策をして出かけたいところです。
初日の出を見に行くときの持ち物は?
【防寒アイテム】
2020年の元旦は、気温が低いことに加え、冷たい北風が強いです。
しかも、先に書いたように、天文的な計算による初日の出時刻ピッタリに太陽が顔を出すとも限らず、待ち時間が長くなる可能性があります。
そのため、万全の防寒は必須です。
以下、オススメアイテムです。
- 上下ヒートテックなどのインナー
- 靴下の重ねばき
- マフラー
- 手袋
- 複数のカイロ
- ダウンコート
- 裏起毛のパンツ
- ニット帽
- 耳当て
- マスク
【食べ物】
日が昇るまで待ち時間があるため、おなかがすきます。
そのため、簡単に食べられる高カロリーの携帯用食品やチョコレートなどを持っていくのもオススメです。
【飲み物】
とにかく寒いので、暖かい飲み物を持っていきましょう。
トイレが近くにない場合が多いと思うので、個人的にはノンカフェインのものがオススメです。
コーヒーが飲みたいところですが、僕は我慢する派です。。
【懐中電灯】
以外と盲点なのが懐中電灯。
寒さ対策は皆さんするのですが、日が昇るまでは真っ暗なので、懐中電灯はマストです。
一人ひとつあったほうがいいですね。
初日の出を見に行く所って、だいたい街灯などのない、真っ暗な所なので。
【携帯用トイレ】
念のため。
精神的にもあると楽ですよね。