
こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。

毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』。
20日(月)のポイントはコチラ!
ポイント
・全国的に本降りの雨。
・ピークは、西日本は早朝まで、東日本は朝〜昼頃、北日本は午後〜夜。海沿い中心に強風注意。
・土日ほどの大雨にはならない。ただ、東北太平洋側などこれまでの大雨で地盤が緩んでいる状態のところに雨が降るため、土砂災害に注意が必要。
・関東は日曜のポカポカから一転、暖房フル稼働の寒さ。東京の最高気温13℃。20℃超えの翌日ということもあり、相当寒く感じるはず。

詳しく解説します!
低気圧の挟み撃ち
13日(月)、18日(土)と、ここのところ登場しているパターン、『低気圧の挟み撃ち』パターン。
20日(月)も、日本は2つの低気圧の挟み撃ちに合うため、雨雲から逃げ場がありません。
低気圧がそれなりに発達するので、雨も風も強まる所が出てきそうです。
全国的に雨 ザーザー降りの所も
20日(月)は全国的に雨となります。
さっそく、降る時間帯を見ていきましょう。
【朝】
・沖縄・九州、中国、四国は、夜中のうちに雨となります。太平洋側の地域では、雷を伴いザーザーと降る所がある見込みです。
九州や沖縄では、大雨警報が発表される可能性もあります。
長続きする大雨ではありませんが、道路の冠水などの被害が考えられます。
・朝の時点では、近畿〜東北で広く雨。特に雨の降り方が強いのが三重県など東海地方。
こちらも道路が冠水するような降り方や、落雷や突風などのおそれがあります。
【昼】
・関東の雨のピークは、朝〜お昼頃。13日(月)や18日(土)ほどの大雨にはなりませんが、一時的にザーザー降りとなることが考えられます。
海沿いでは、風も強く吹きそうです。
【夜】
・北日本は夜にかけても本降りの雨です。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所に、さらに本降りの雨となるため、18日(土)〜19日(日)のような大雨にならなくても、土砂災害には十分な注意が必要です。
気温が高いので、雪が降るのは北海道の山地に限られそうです。
関東は暖房フル稼働の寒さ
朝の最低気温は、日曜朝と同じくらいの所が多いでしょう。
ただ北海道では日曜朝より3℃前後低め、九州と四国では3℃前後高い所もありそうです。
日中は、関東で暖房フル稼働の寒さです。
日曜より10℃低い13℃。
3月上旬並みの寒さとなりますので、服装や暖房で寒さをしのいでくださいね!
雨マークなくても・・
21日(火)以降は、広範囲で雨が降ることはない見込みですが要注意。
上空に流れ込む寒気の影響により、あちこちで雷雨やにわか雨となる可能性があります。
安心して洗濯物を外に干せる日が、今週は少ないかもしれません。
気温の予想も、けっこう変わりやすいと思いますので、こまめに天気予報をチェックするようになさってください。