【21日(日)】見られるか部分日食　広範囲で晴れ予想　でも関東は・・

こんにちは！
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。

毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』！
21日(日)のポイントはコチラ！

詳しく解説します！

【天気図】梅雨前線活動活発　奄美は大雨警戒

日曜日は、日本付近は日本海や日本の東にある高気圧に覆われて晴れる所が多くなります。

ただ、奄美付近は大雨に警戒が必要です。

高気圧吹き出す涼しい空気と、南から流れ込む暑い空気が前線付近でぶつかりあって、雨雲を発達させるからです。

また、前線上の低気圧も進んでくるということで、雨雲はますます発達しやすいです。

奄美付近では、土砂災害や浸水のおそれがありますので、警戒が必要です。

【天気】広く晴れるも関東はスッキリせず

晴れる所が多い中、東京と沖縄は曇りで降水確率も30〜40％と高め。

東京は東の海から流れ込む涼しく湿った空気の影響、空気沖縄は梅雨前線の影響で雲が広がりやすく、にわか雨の可能性があります。

時間ごとに詳しく解説します。

【朝】

・奄美は雨の降り方が激しく、風も強いため、横殴りの雨となっていることが考えられます。

・関東や九州南部も雲が多く、所々で雨が降っていそうです。

【昼】

・晴れて洗濯日和の所が多いです。日焼けには気をつけましょう。

・関東や三重県などは、にわか雨の所があるででしょう。

・奄美の大雨のピークは、昼過ぎにかけてです。

【夜】

・関東甲信や東海では、所々で雨が降る見込みです。

関東はスッキリしない一日。
ずっと雨が降っているわけではありませんが、外出の際には折りたたみ傘くらいはあったほうがよさそうです。

【気温】関東はジメジメかヒンヤリか微妙　東海・西日本は熱中症警戒

朝の最低気温は、北日本では土曜朝より3℃前後低くなる所が多いでしょう。

関東ゆあ東海は、土曜日より2〜3℃程度高めです。

日中の最高気温は、関東や東北太平洋側は土曜日より低くなります。

海から吹いてくる涼しい風により暑さが和らぐのですが、曇ってにわか雨もある関東は、ジメジメ感じそうです。寒がりの人は半袖だとヒンヤリ。

東海から西は30℃前後と、厳しい暑さです。意識的に水分をとる、こまめに休憩をはさむなどして、熱中症に警戒をお願いいたします。

夕方は部分日食！

さて、日曜日の夕方は、部分日食(月が太陽の一部だけを隠すタイプの日食)が起こります。

西の地域ほど、太陽が大きく欠けて見えます。最も大きく欠けて見える時間帯は、17時過ぎ。

日曜日は夏至。

部分日食自体はそんなに珍しいことではないのですが、夏至に日食が見られるのがとっても貴重。

なんと江戸時代以来！

これはなんとしても見たいですね！

画像：国立天文台HPより

で、気になる天気なのですが、東北や北陸、西日本は広い範囲で晴れそう！

ただ、関東など東日本や北海道は雲が広がりやすい予報です。。

特に関東は厚い雲が広がりやすく、絶望的かも。。悲しい。。

僕は関東に住んでいるので、テレビのニュース等で映像を見る可能性が高そうです。。
皆さん、ぜひ空を見上げてみてくださいね！
あ、直接は絶対見ないで！必ず、日食グラスを使ってくださいね！

【週間】来週は厳しい暑さ続く　関東は梅雨空な週明け

来週は、いまのところ広い範囲で雨が予想されているのは金曜日になってから。

日差しが照りつけるぶん、厳しい暑さが続く所が多そうです。北陸でも30℃以上、北海道でも25℃以上。熱中症や、これまでとの気温差で体調を崩さないように気をつけましょう。

ただ、関東と沖縄は月曜日、火曜日と雨。週初めが雨だと憂鬱な方も多いですかね。でも、梅雨だから仕方ない！割り切りましょう。

部分日食、関東はちょっと厳しいですが、見られる地域の方は、日食グラスを使って楽しんでくださいね！