こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
22日(日)は東京都の青梅で27.1℃まで上がるなど、各地で季節外れの暑さ、暖かさとなりました。
ただ、23日(月)はこの暑さ、暖かさは落ち着きます。
詳しく解説します。
西高東低の冬型
23日(月)は、西高東低の冬型に気圧配置になります。
さすがに冬のようには冷えませんが、北風が吹いて空気が入れ替わります。
季節外れの暖かい空気からこの時期らしい空気にバトンタッチし、日曜日と比べると気温が大幅に低くなるところが多くなります。
日本海側は雨や雪降りやすい
天気も冬のような分布。
北陸から北の日本海側は雨や雪が降り、太平洋側は晴れる所が多いといった具合です。
【朝】
北海道の道東地域は雪の降る所があるでしょう。
北陸から北の日本海側も雲が多く、雨や雪の降る所がある見込みです。
また、関東も、朝は所々で雨がパラついている可能性があります。
【昼】
太平洋側の地域は広い範囲で晴れます。
空気はカラッとし洗濯日和ですが、北風が強く吹くため、洗濯物が飛ばされないように気をつけてください。
【夜】
日本海側は雨や雪の範囲が広がります。
落雷や突風にも注意が必要です。
気温大幅ダウンも極端な寒さではない
気温は朝も日中も日曜よりだいぶ低くなります。
ただ、それでも、平年並み〜4月中旬並みの気温の所が多いです。
これまでが暖かすぎただけで、この時期の気温に戻るイメージです。
極端な寒さではないものの、前日との気温差が大きいので、寒く感じる方もいらっしゃるかもしれません。
北風も吹きますので。
日曜日に薄手の長袖一枚や半袖になった方も、23日(月)は、一段階暖かい格好をするようにしてください。
さくら開花の便り続々
さてさて、この週末はさくら開花の便りが続々と届きました。
開花日のところがピンク色になっているところは、さくらの開花の発表があったことを示しています。
東京は、22日(日)に満開の発表もありました。
今週前半は季節はずれの暖かさは落ち着き、平年並みの暖かさになるので、咲きそろってきたさくらは長持ちしそう。
週後半は気温がまた高くなりますが、広い範囲で雨となります。