こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
21日(金)夜〜22日(土)朝にかけては九州北部地方で、22日(土)は関東で、春一番が吹きました。つまり、22日(土)は、南風が強まった一日となったんですね。ただ23日(日)は、冷たい北風・西風が強まり、北日本では暴風に警戒が必要です。
暴風吹き荒れ荒天も
23日(日)は、北海道の北に予想されている低気圧に向かって、冷たい北風・西風が吹き込みます。
しかも、低気圧が発達しているので、風の吹き方は強いです。
北日本を中心に、暴風が吹き荒れるおそれがあります。
下の図は、暴風警報が発表される可能性がある地域です。
交通機関が乱れる恐れがあったり、思わぬケガをするおそれもあるため、警戒が必要です。
北陸・北日本は雪〜ふぶき注意〜
冷たい北風・西風が、寒気をひっぱり込むため、北日本や北陸では雪が降ります。
しかも、風が強いため、ふぶいて見通しが悪くなることも考えられます。
車の運転は慎重に。
無理をしないことが大事です。
関東から西の太平洋側は、広い範囲で晴れそうです。
風が強いので、洗濯物はしっかりとめるようにしましょう。
花粉にも気をつけて。
気温高いが風冷たい
西から寒気が入ってくるため、朝は西日本で気温大幅ダウンです。
22日(土)朝より5℃以上低くなる所もありそうです。
一方、北日本は朝の冷え込みは弱めです。
日中は22日(土)より気温が低くなる所が多いです。
とはいえ、22日(土)の南風で運ばれてきた暖気が完全に去ってしまうわけではないので、極端な寒さにはならず、3月中旬〜下旬並みの気温です。
ただ、風が強まるので、日陰や朝晩を中心に、風が冷たく感じられるでしょう。
窓越しの日差しが暖かいと感じても、外出の際には上着をお忘れなく。
三連休最終日は穏やか
三連休最終日の24日(月)は、暴風や北日本の雪は収まる傾向で、穏やかな天気になりそうです。
来週は周期的に天気が変化し、気温のアップダウンも大きいです。
体調の管理には要注意な一週間になりますが、もう春なんだなぁという感じがします。