【2日(火)】関東・北海道は晴れていても急な雷雨のおそれ

こんにちは！
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。

毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』。
2日(火)のポイントはコチラ！

詳しく解説します！

隠れた前線に注意

2日(火)のポイントは、関東や北海道は変わりやすい天気になるということです。

その理由のひとつが、天気図に描かれるような力の強い高気圧が見当たらないということ。

もうひとつは、天気図に描かれていない隠れた前線があること。

全国的に晴れる時間があるのですが、上記２つの条件が揃ってしまう関東と北海道は晴れていても油断禁物。急に雷雨となるおそれがあります。

関東・北海道は急な雷雨に注意

全国的に、晴れる時間がある所がほとんどですが、その一方で、東日本や北日本は雨の降る時間もあります。

東京は雨マークこそついていないものの、午後の降水確率30％とやや高いのが気になりますよね。

詳しく解説しますね。

【朝】

・東日本と北日本は雲が多く、雨の降っている所があるでしょう。北陸や東北日本海側も、この表示では晴れてくる感じになっていますが、雨雲のスピードが遅いと、まだ雨が降っている可能性があります。栃木県や茨城県も、早朝までは雨です。

・沖縄は、梅雨前線の影響で、早朝まで激しく降るおそれがあります。

【昼】

・北海道〜九州の広い範囲で晴れます。ただ、北海道や関東甲信は、天気の急変に要注意。短い時間にザーッと強い雨が降るおそれがあります。落雷や竜巻などの激しい突風、ひょうにも注意が必要です。また、北海道は強風にもご注意ください。

【夜】

・引き続き、関東や北海道は雷雨となる所がありそうです。

西日本にお住まいの方は洗濯物を安心して外に干せますが、関東や北海道の方は、晴れてきても洗濯物の干しっぱなしはちょっと危険ですね。

関東は暑さ復活　全国的に夏日

朝の最低気温は、月曜朝と同じくらいか、やや高い所が多いでしょう。

日中の最高気温は、月曜日よりも高くなる所が多そうです。

名古屋は30℃と、今年２回目の真夏日になりそうです。

関東も暑さが戻り、東京は28℃。湿度も高く、蒸し暑いです。

一方、月曜日より低くなるのが北海道。真夏のような暑さからは解放されます。とはいえ、札幌で25℃まで上がるなど、日中は半袖で過ごす暑さですが。一日の寒暖差が大きくなりますので、服装でうまく調節して、体調を崩さないように、お気をつけください。

水曜〜木曜　九州で大雨のおそれ

水曜日から木曜日は、活発な梅雨前線の影響で九州で大雨となるおそれがあります。ピークは水曜夜〜木曜日中にかけて。鹿児島県、熊本県、宮崎県が中心ですが、梅雨前線の位置の予想はとても難しく、現時点の予想よりもずれると、大雨範囲が九州北部や四国、近畿南部などにかかる可能性があります。

いまのうちに、避難場所や避難経路を確認しておくようにしてください。

そのほかの地域も、梅雨前線の雨雲はかからなくても、雨を降らさない厚い雲はかかりますので、今週はスッキリしません。梅雨前線が予想より北上すれば、西日本や東日本の太平洋側で雨の範囲が広がる可能性もあります。

なかなか安心して外に洗濯物を干せる日がありません。。

この先も、半袖で過ごす暑さの日が続く所がほとんど。

体調管理、食品の管理に、引き続きご注意ください。