こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』!
15日(土)のポイントはコチラ!
ポイント
・北海道と東北は日本海側で大雨に。土砂災害、浸水、川の増水に警戒。風も強く横殴りの雨となり、見通しが悪くなることも。車の運転注意。
・東・西日本、沖縄は真夏の強い日差し。関東など東日本は平野部でも夕立注意。急な激しい雨による道路冠水、落雷、突風など注意。
・暑さのギア上がる。東・西日本は広範囲で35℃以上の猛暑日。内陸では40℃超えのおそれも。北日本も30℃前後まで上がる。
そして、今回のマイ天ポイントは、『40℃超えの危険な暑さと大雨に警戒』です。
【マイ天ポイント】40℃超えの危険な暑さと大雨に警戒
この土日の各地の天気と気温を見ると、やはり目をひくのは気温の高さではないででしょうか。
札幌は29℃、東北より南では軒並み30℃以上の真夏日。東日本と西日本は35℃以上の猛暑日続出で、体温以上の暑さの所が多くなりそうです。
14日(金)の暑さよりも、さらにギアが一段階上がる感じですね。
15日(土)の最高気温を見ると、見るからに危険な暑さになりそうだということがわかります。
東北は太平洋側を中心に30℃超え、東・西日本も太平洋側を中心に35℃以上の範囲が広がっています。
画像に書き込んだように、東・西日本の内陸の地域を中心に、40℃超えの相当危険な暑さになる所もあると思います。
気温だけでなく、湿度なども加味した熱中症の警戒レベルを見ると、一番上のランク・極めて危険の範囲がかなり広く予想されています。
極めて危険=室内で安静にしていてもご高齢の方やお子さんを中心に熱中症になるリスクがあることを意味します。
つまり、不要不急の外出や炎天下での運動は控えなければいけないレベルです。さらに、涼しい屋内で過ごしていても、お互い声を掛け合って体調の確認をしたほうがいいです。
遠くに住んでいるおじいちゃんやおばあちゃんにも、一日のうちに何度か電話で連絡をとってみてください。
暑さを我慢しているようだったり、「冷房をつけなくても大丈夫だよ」などと言っていても、涼しくするように伝えてあげてください。
そして、北海道と東北はあす15日(土)にかけて大雨に警戒が必要です。
北海道日本海側や太平洋側西部、東北日本海側で雨量が多くなりそうで、多い所では100ミリ〜120ミリの予想です。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒してください。
崖や川の近くにお住まいの方は、特に早めの避難を心がけてください。
また、風も強く吹くため横殴りの雨となり、見通しが悪くなることも考えられますので、車の運転などは注意が必要です。
落雷や竜巻などの激しい突風にも要注意です。
お盆休み、暑さと大雨に気をつけて、お互い安全に過ごしましょうね。