こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』!
21日(木)のポイントはコチラ!
ポイント
・関東甲信、北陸、東北は、スッキリしない天気と寒さ続く。風は水曜日より弱まる。
・北海道、東海から西の太平洋側は晴れる。
・西日本日本海側は、雲が多くにわか雨も。
・沖縄は雨が降ったりやんだりで、特に金曜日以降は大雨が続くおそれも。
詳しく解説します!
水曜日と同じような天気図? 違うのは等圧線の間隔
21日(木)午前9時の予想天気図です。
結論を申し上げますと、木曜日は、水曜日と同じような天気になる所がほとんどです。
というのも、水曜日の天気図に形が似ているからです。
高気圧が日本の北と南の方になり、真ん中には低気圧があり、というところが。
違うところはというと、東日本と北日本付近の等圧線の間隔が、木曜日のほうが広いということ。
ですので、風は木曜日の方が弱くなります。
関東甲信・北陸・東北はグズグズ続く
晴れるのは北海道と東海から西の太平洋側、雨が降りやすいのは関東甲信、北陸、東北、西日本日本海側という、水曜日と同じような天気分布です。
降水確率を見ると、特に関東甲信、北陸、東北は午前、午後ともに高い所が多く、一日中雨が降りやすい傾向です。
時間ごとに解説します。
【朝】
雨の範囲は狭い見込みですが、濃いグレーの表示の所は、雨が降る可能性がある所です。
ですので、あちこちでポツポツ降っていてもおかしくないと思っています。
ゴミ出しなどは、雨が降っていないのを見計らって行けるといいですね。
【昼】
洗濯物を安心して外に干せるのは、北海道と東海から西の太平洋側の地域です。
【夜】
関東甲信や北陸、東北で、雨の範囲が拡大する見込みです。
夜が一番広い範囲で雨が降っていそうです。
関東甲信、北陸、東北、西日本日本海側にお住まいの方は、まだ洗濯物の外干しは我慢ですね。
雨降る地域は寒さ続く
朝の最低気温は、水曜朝と同じくらいの所が多いでしょう。
関東や北日本は、この時期としては低めの所が多いです。
水曜朝、寒く感じた方は、お布団を厚めのものにしたり、お仕事に出かけるときに暖かい上着を着ていくなどしてくださいね。
東北や関東は、水曜日に続き、昼間も寒い状態が続きそうです。
風が弱まるのは救いですが。
晴れる東海から西の太平洋側は、暑くもなく寒くもなく、過ごしやすいでしょう。
沖縄は大雨続くおそれ
梅雨入りしている沖縄は、この先も梅雨空が続きます。
活発な雨雲の通り道となり、大雨の日が続くおそれがありますので、土砂災害などに警戒が必要です。
本州付近は、広い範囲で晴れるのは24日(日)になってからです。
ようやく、厚手のものや大きいものなどを外に干せそうです。
東日本と西日本は、梅雨入りまであと1、2週間という所が多いと思います。
梅雨入り前のお休みの日に晴れるのは機長になってくると思いますので、大掃除をするなど、晴れを有効にお使いくださいね。