こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
毎日、私小林の予報をお伝えする『マイ天』。
20日(水)のポイントはコチラ!
ポイント
・関東甲信、東北、北陸は雨が降ったりやんだりの一日。
・関東南部や甲信はお昼頃晴れ間出るもつかの間。洗濯物注意。
・東北はさらに寒く。雨も風も冷たい。
・関東甲信や北陸も、雨や風がヒンヤリ。
・22日(金)は、沖縄で大雨のおそれ。
詳しく解説します!
低気圧に支配
20日(水)午前9時の天気図を見ると、目をひくのは関東のあたりと日本海にある低気圧です。
この低気圧の支配下に入ってしまう関東甲信・北陸〜東北は雨の降りやすいグズグズな一日となります。
関東の晴れはつかの間 洗濯物注意
予報を見ると、晴れるのは東海から西の太平洋側、沖縄本島、北海道です。
その間の低気圧に支配される関東甲信、北陸、東北は雨の降りやすい一日となります。
詳しく時間ごとに解説します。
【朝】
・東北は広い範囲で雨で、東北北部を中心に雨足の強まる所があるでしょう。
・関東も、この表示よりも広い範囲で雨が降っている可能性があります。※特に早朝。
・北陸は曇りの表示の所がほとんどですが、いつ雨が降ってもおかしくない曇りです。
【昼】
・東北北部は引き続き雨です。
・北海道は広い範囲で晴れますが、道南や胆振、日高は雲が広がりやすく雨の降る所がある見込みです。
・北陸から西日本日本海側は、厚い雲に覆われ、にわか雨や雷雨の可能性があります。
・関東南部や甲信はお昼頃晴れ間が出てきますが、つかの間です。すぐにまた雨が降り出しますので、洗濯物を干しっぱなしにしての外出はNGで
・東海から西の太平洋側は、おおむね晴れて、洗濯日和でしょう。※海沿い中心に風がやや強いので、それだけ注意。
【夜】
・関東南部や甲信は、再び雨が降り出します。早ければお昼を過ぎた頃から。
・東北や北陸、西日本日本海側も、いつ降ってもおかしくない状況が、夜にかけて続きます。
東北は寒さ続く 北風も雨も・・・
朝の最低気温は、火曜朝と同じくらいか3℃前後低い所が多いでしょう。
平年並みかやや低いくらいという所が多いです。
そして、東北の方、火曜日よりもさらに寒くなります。
青森は9℃(3月下旬並み)、仙台は12℃(4月上旬並み)と、冬物コートがあったほうがいいくらいの寒さでしょうか。
北風も吹き、雨も降り・・。
風邪を引かないように気をつけてくださいね。
関東や北陸も、風が強めで雨の一日なので、空気がヒンヤリと感じられそうです。
東北の季節外れの寒さは金曜日まで
東北の寒さの底は水曜日となりそうですが、22日(金)にかけては季節はずれの寒さが続く見込みです。
梅雨入りしている沖縄は、22日(金)に梅雨前線の活動が活発になることが考えられ、大雨となる恐れがあります。
ようやく広い範囲で晴れるのは、24日(日)になってからとなりそうです。
暑くなったり寒くなったりしていましたが、ようやく初夏らしい陽気を感じられそうです。