竜巻が見えた!というとき、皆さんはどのような行動をとるでしょうか。
珍しいから見続ける!
せっかくだから、スマホで撮影し続ける!
ダメです!!!
では、どのような行動をとれば、竜巻から身を守ることができるのか。
竜巻から身を守る術を、5つご紹介します。
■頑丈な建物の中へ
まず、屋外にいて竜巻をみかけた場合、コンクリート製など、頑丈な建物の中に、とにかく駆け込みましょう。
プレハブや車庫、物置など、簡素な建物の中には、絶対に避難しないようにして下さい。
建物ごと、飛ばされてしまうおそれがあります。
それだけ、竜巻の威力は強いのです。
■窓・ドア・外壁から離れる
竜巻の動きはとても速く、窓側で竜巻を見続けたり、竜巻をスマホなどで撮影し続けるのは、大変危険です。
あっという間に竜巻が近づき、飲み込まれてしまうおそれがあります。
竜巻を発見したら、即座に頑丈な建物の中に避難する。
そして、窓ガラスやドア、外壁から離れた所にいるようにして下さい。
窓ガラスが割れたり、壁が壊れたりするなどして、大ケガをするおそれがあるためです。
■一階の窓のない部屋へ
窓ガラスやドア、外壁から離れた部屋に避難すべきことは先に書きましたが、さらに付け加えると、家の一階や窓のない部屋に逃げることをおすすめします。
部屋の真ん中や、窓がないトイレなどがおすすめです。
■頑丈なものの陰に入る
また、浴槽や机の下など、頑丈なものの陰に入り、両腕で頭と首を守ることも、身を守るひとつの方法といえます。
■うずくまる・伏せる
ここまで、頑丈な建物の中に避難することを前提に書いてきました。
ただ、外にいて、近くに頑丈な建物がなかったり、建物があったとしても入れない場合もあると考えられます。
そのような場合は、頑丈な建物の側にうずくまったり、側溝などに伏せるようにして下さい。
最終手段ですね。
■まとめ
いかがでしたでしょうか。
竜巻に遭遇する機会は、めったにないと思います。
場所にもよりますが、たぶん、一生のうちで1、2回あるかどうか。
ただ、竜巻は一瞬にして甚大な被害をもたらす、とても恐ろしい気象現象です。
竜巻から身を守る5つの術を、頭の片隅に置いて生活いただければ、いざというときに命を守れる可能性が高まると思います。
ご家族やご友人などにも、情報を共有していただけたら幸いです。