こんにちは!
気象予報士・お天気キャスターの小林正寿です。
21日(金)は、全国的に穏やかな天気となり、広い範囲で晴れそうです。
誰がどう見ても『晴れ』と答える天気図
21日(金)午前9時の天気図を見ると、日本のど真ん中に高気圧が予想されています。
この天気図を見て、「なんだ、あした雨じゃ〜ん」と答える人は、まずいないでしょう。
おそらく全員が「晴れる」と思う天気図ではないでしょうか。
ほぼ全国的に晴れ
21日(金)をマークで見ると、ほぼほぼ晴れマーク。
北日本方面、青森の雪マークや札幌の曇りマークが気になるところだと思うので、時間ごとに見ていきましょう。
【朝】
朝からよく晴れる所がほとんど。
北日本は、日本海側を中心に雲の多い所がありますが、雪が降るのはほんの一部。
【昼】
引き続き、広い範囲で穏やかな青空が広がります。
北日本も晴れ間の出る所が多いです。
【夜】
夜になると、ひょっとすると、宮崎県、大分県でにわか雨があるかもしれません。
心配な方は、折りたたみ傘があると安心です。
風は弱いですが、関東から西の地域を中心に、スギ花粉の飛散に要注意です。
東海から西では本格的に飛んできていますし、関東も多くなりそうです。
重ね着でうまく調節を
「穏やかに晴れる日の朝は冷えます」というのは、高気圧に覆われて放射冷却が強まるときの常套句。
でも、さすが2月下旬。
都市部では氷点下の所が少なくなってきました。
日本海側で20日(木)より冷えるものの、それでも平年並みの気温。
極端に冷える所はなさそうです。
日中の最高気温は20日(木)と同じくらいか少し高め。
日差しポカポカという所が多いでしょう。
一日の寒暖差が大きくなるのは、春本番が近づいている証拠。
重ね着でうまく調節なさってくださいね!
三連休前半は荒天に
三連休前半は荒れた天気となりそうです。
お出かけを予定されている方は、交通機関などが乱れるおそれもあるのでご注意ください。
【22日(土)】
- 全国的に雨
- 強雨・落雷・竜巻などの激しい突風に注意
- 南風強まり、春一番となる地域も
- 気温高く、なだれに注意
【23日(日)】
- 太平洋側は天気回復も北風強い
- 北日本日本海側は猛ふぶきのおそれ
【24日(月)】
- 太平洋側は晴れて、北風も次第に弱まる
- 日本海側の雪やふぶきも次第に落ち着く