こんにちは!
お天気キャスターの小林正寿です。
先日、おそばが食べたいな~と思い、深大寺に行ってきました!
深大寺といえば、深大寺そばが有名ですよね。
今回は僕が食べてきた、深大寺そば屋さん『多聞』について、書いていきますね!
深大寺そば『多聞』
多聞(たもん)は、深大寺・神代水生植物園の入り口付近にあります。
お店の中はこんな感じ。
都心から30分ほど移動するだけで、このような自然の中でお食事できるという、最高の場所!!
メニュー
- 深大寺そばは、そば粉七割。
- 多聞そばは、二八そば。
- 中盛りは普通の二倍、大盛りは三倍とのこと。超お得です!!!
僕が頼んだのは、天ざる。
天ぷら
- なす
- えび
- しいたけ
- ししとう
深大寺ビール
どや顏!!(笑)
深大寺の最寄駅はどこ?
電車で深大寺に行くときに迷うのが、最寄駅だと思います。
僕も東京都心方面から向かったのですが、中央線側から行くか、はたまた、京王線側から行くか、非常に迷いました。
深大寺のホームページによると、アクセスに便利な最寄駅として、中央線の三鷹駅、吉祥寺駅、京王線のつつじヶ丘駅、調布駅と書かれていますね。
しかし、徒歩だと「近い」という所はなさそうで、各駅の真ん中にあるのが深大寺。
僕は経験としてつつじヶ丘駅から歩いてみましたが、深大寺まで20~25分程度かかりました。2.5kmくらいでしょうか。
お散歩するにはちょうどいい距離です。
そば畑もありましたよ~。
ただ、途中、歩道が途切れていたり、何本もバスに追い抜かれていくのを横目に見て歩いていたので、「バスに乗ればよかったな~」と思った瞬間も(笑)
深大寺に着いてからは、おそば屋さんで休憩することもできるので、体力的な面はあまり心配はいらないと思いますが、時間がもったいない!と思う方は、バスをオススメします。
深大寺そばの由来は?
深大寺でおいしいおそばをいただいたわけですが、そもそもなぜ、深大寺周辺にはおそば屋さんが多いのでしょうか?
その答えは、『土地柄』にありました。
調布市立図書館によると、深大寺周辺の土地や気候は、そば作りに適していたとのこと。
詳しい理由は以下の通りです。
①そばは、朝露が出る地域が良く、当地区は最適。
②昼と夜の温度差が5℃以上ある。
気象予報士・お天気キャスターの目線から考えると、①と②は、深大寺周辺は内陸に位置するということが大きな要因ですね。
昼と夜の気温差が大きいのは、内陸の地域の特徴です。陸の温度とは異なる海の温度の影響を受けないためですね。
そして、夜の間、気温がグッと下がると、朝露が出やすくなります。朝に、葉っぱやクモの巣についている、あのしずくです。
一日の気温差が大きいことが、そばの栽培に適しているということですね!
③夏にはとても冷たく、冬には暖かく感じるような、常に水温が17℃くらいの湧水が重要。
④土地がやせていること。
湧水、都心にいると見かけることがないけど、とってもきれいでしたよ。
そして、この地域でおそばを作り始めた理由のひとつとして、「お米の栽培に適していなかったから」といのもあるみたいです。
これは、④の土地がやせていることが関係しているんですかね。
そのほかに、歴史的な背景も面白いので、興味のあるかたは、調布市立図書館のホームページも見てみてください!